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コロナ禍の真っ只中での「公示地価」の発表、全国平均では6年ぶりの地価下落、広島の地価はどうなった?

コロナ禍によって様々な変化が起きた2020年の影響を受けた2021年「公示地価」の発表、広島市の地価はどうなった?

毎年のことですが、今年も「公示地価」が国土交通省から発表されました。ひときわ注目されたように新型コロナウイルスの影響により、全国平均では6年ぶりの地価下落となりました。

 

「公示地価」とは毎年1月1日時点の地価を調査したもの。このところ大都市圏などを中心に地価上昇が続いていましたが、コロナ禍による景気急減速の影響が土地取引にも大きな影響を及ぼしています。特に東京、大阪、名古屋などでの下落幅が大きく、一方で札幌・仙台・広島・福岡などでは上昇率が縮小するにとどまっています。

 国土交通省HPより→ https://www.mlit.go.jp/report/press/tochi_fudousan_kensetsugyo04_hh_000001_00005.html

 

広島市でも、住宅地全体は0.4%上昇(前年は3.1%上昇)、商業地全体では0.4%下落(前年は7.7%上昇)となりました。住宅地では上昇幅が小さくなったものの交通利便性のいい平坦地や、郊外型大型店舗周辺の生活利便性の高いエリアでは依然として需要が堅調のようです。商業地では下落に転じた地点もありますが、広島駅周辺では駅舎建て替えに伴う南口の発展への期待から、需要は高まっているようです。

 

 

地点別では商業地の最高地点が中区八丁堀、住宅地では中区中町となっています。八丁堀の近辺は街ランキングなどでも人気の高いエリア。その分、地価も高い結果となっています。

 

ちなみに土地価格には「公示地価」のほかにも、「相続税評価額(路線価)」、「固定資産税評価額」といった価格もあります。今回の「公示地価」は、国土交通省が調査を行い正常な価格として公表するもので、相続税と固定資産税評価額は土地にかかる税額を決めるための価格です。

 

 

しかし、実際にマイホーム用に土地を探す際に重要になるのは、これらの数字とは違った「時価」です。もし、気になる物件と出会った際、その土地の価格は周囲と比べて高いのか安いのか? この先上がるのか下がるのか? 重要な判断をするための参考指標として「公示地価」を使うといいでしょう。

 

とはいえ、土地は一点モノ。簡単なコスパという言葉では測れないプライスレスな部分もたくさん含みますよね。

 

マリモハウスでは広島市内を中心にして、複数のエリアで宅地分譲も行っています。土地価格の動きや相場についても、マリモハウスにご相談ください。

分譲地情報はこちら

https://www.marimohouse.co.jp/salesinfo/

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