3階建て実大建物での実験(※2006年4月実施)
- 震度7の本震、震度6の余震の地震波を再現
- 2度にわたる加振でも大きな損傷なし
料金が割安なツーバーフォーの地震保険
保険に関する規定が全面改訂され、2010年から火災保険と地震保険の判定基準が統一されました。これにより、「省令準耐火仕様」のツーバーフォー工法は、「T構造(耐火構造)」へと格上げとなり、地震保険においては保険料が大幅に安くなっています。
計算根拠/地震保険金額(建物):1,500万円、地震保険金額(家財):500万円、期間:1年、割引の適用:建築年割引利用
- 各保険会社や条件によって保険料は変わります。
地域 | 保険料 | 差額 | 率 |
---|---|---|---|
北海道 | 22,800円 → 11,800円 | -11,000円 | -48.2% |
宮城県 | 22,800円 → 11,800円 | -11,000円 | -48.2% |
富山県 | 18,000円 → 9,000円 | -9,000円 | -50.0% |
東京都 | 56,400円 → 30,400円 | -26,000円 | -46.1% |
静岡県 | 56,400円 → 30,400円 | -26,000円 | -46.1% |
愛知県 | 55,000円 → 30,400円 | -24,600円 | -44.7% |
大阪府 | 33,800円 → 19,000円 | -14,800円 | -43.8% |
兵庫県 | 22,800円 → 11,800円 | -11,000円 | -48.2% |
広島県 | 22,800円 → 11,800円 | -11,000円 | -48.2% |
福岡県 | 18,000円 → 9,000円 | -9,000円 | -50.0% |
出典:(社)日本ツーバイフォー建築協会
東日本大震災の調査結果(※調査対象20,772棟)
当面補修しなくとも居住に支障ない住宅は98%を占めました。
被害程度 | 被害発生理由(津波を除く) | 津波被害 | ||||
強震変形 | 地盤崩壊 | 液状化 | 類焼他 | 合計 | ||
---|---|---|---|---|---|---|
全壊 | 0棟 | 6棟 | 0棟 | 1棟 | 7棟 | 105棟 |
半壊 | 2棟 | 33棟 | 34棟 | 0棟 | 69棟 | 128棟 |
一部損壊 | 319棟 | 61棟 | 16棟 | 17棟 | 413棟 | 410棟 |
計 | 321棟 | 100棟 | 50棟 | 18棟 | 489棟 | 643棟 |
多少の被害有及び被害無 | 19,633棟 | 7棟 | ||||
小計 | 20,122棟 | 650棟 | ||||
合計 | 20,772棟 |
津波による被害を除けば、「当面、補修なしでも居住に支障ない」が98%を占めました。写真は津波に耐えた2×4住宅。漂流物によるベランダの損傷以外は、2階はほぼ無傷です。
出典:(社)日本ツーバイフォー建築協会
阪神淡路大震災、新潟中越地震の調査結果(※調査対象9,673棟)
「特に被害無し」「当面、補修なしでも居住には支障ない」が97%を占めました。
被害程度 | 被害発生理由 | 計 | |||
地震の揺れにより | 隣家のもたれかかりにより | 地盤の移動・液状化により | その他 | ||
---|---|---|---|---|---|
全壊 | 0棟 | 0棟 | 0棟 | 0棟 | 0棟 |
半壊 | 0棟 | 0棟 | 2棟 | 0棟 | 2棟 |
類焼 | - | - | - | 8棟 | 8棟 |
多少の工事が必要 | 3棟 | 21棟 | 158棟 | 101棟 | 283棟 |
当面、補修なしでも居住に支障ない | 198棟 | 35棟 | 185棟 | 2,215棟 | 2,633棟 |
小計 | 201棟 | 56棟 | 345棟 | 2,324棟 | 2,926棟 |
被害無し | 6,747棟 | ||||
合計 | 9,673棟 |
2つの大震災において全壊はなく、半壊の2棟も地盤の液状化などによるものでした。地震の揺れによる被害に限定すると、「特に被害なし」「当面、補修なしでも居住に支障ない」が97%を占めました。
出典:(社)日本ツーバイフォー建築協会