【家づくりの疑問】注文住宅と建売住宅とマンションの3つのうちどれを買うのが得なんでしょうか？

更新日：2024年01月23日 (火)

住宅購入にあたって「いつのタイミングで、注文住宅と建売住宅とマンションの3つのうちどれを買うのが得なんでしょうか」と聞かれることがあります。
特に検討の初期段階の方にとっては切実な疑問ですよね。

家づくりの相談イラスト
最初のいつのタイミングという質問ですが、「実は欲しいと思ったとき」というのが一番適切かと思います。というのも、土地やマンション、ローンの金利、建物の価格は大きな場合100万円単位で変動しますし、関心のないお気持ちのままで真剣に、お手元のお金の計算や市場価格の調査検討などなさらないですよね。

選ぶイラスト

２つめの質問の注文住宅と建売住宅とマンションの3つのうちどれを買うのが得なんでしょうか　ですが、注文住宅、建売住宅の戸建て住宅はその場所を手に入れるというイメージで、マンションについては、その生活空間を手に入れるというイメージで考えるとわかりやすいかと思います。例えば、駅前に戸建て住宅を建てようと思ったらかなり難しいですが、マンションであればそれが可能になってきます。そういう意味でマンションは生活空間を手に入れるという表現をしました。ご家族とのお話しで、どのようなお住まいがご希望かがあれば、ご検討しやすいかと思います。また、20年後、30年後の維持費や売ることも見越して検討するもの良いと思います。

【家づくりの疑問】ちょっとだけ気になったので工務店とハウスメーカー、不動産会社って何が違うのか考えてみたは→こちら

【役に立つ家づくり診断】WEBで簡単なアンケートに答えるだけで間取りを考えるは→こちら

注文住宅、建売住宅、マンションのそれぞれにはメリット・デメリットがあります。以下にそれぞれの特徴を簡単にまとめてみました。

注文住宅：自分の好きな間取りやデザインを考えたい方向け（デザインハウス、ガレージハウス、2階リビング、二世帯住宅など）
- メリット：
  - 好みに合わせた設計ができる。
  - 間取りや内装など、細かい部分まで自由に決められる。
  - 住宅性能や省エネ性能など、自分の希望に合わせて選べる。
- デメリット：
  - 設計や施工に時間がかかる。
  - 費用が高くなることがある。
  - 将来に渡って内容を検討しないと、失敗するリスクがある。
建売住宅：時間をかけずに住宅を購入したい方向け
- メリット：
  - すぐに住むことができる
  - 比較的安価で購入できる。
  - 住宅性能や省エネ性能など、基本的なものは保証されている。
- デメリット：
  - 好みに合わせた設計ができない。
  - 間取りや内装など、細かい部分まで自由に決められない。
  - 住宅性能や省エネ性能など、自分の希望に合わせて選べない。
マンション：都市部での住宅購入に適している
- メリット：
  - 都市部での住宅購入に適している。
  - 共用部分の管理が行き届いている。
  - セキュリティがしっかりしている。
- デメリット：
  - 隣人との距離が近い。
  - 騒音や振動など、共用部分の問題があることも。