防湿・防腐・防水

床下の湿気や結露をシャットアウト

マリモハウスの2×4住宅では、ほとんどの構造用製材に、含水率19％以下の日本農林規格に基づく乾燥材を使用しています。床下の地盤面には、ポリエチレンフィルムなどの防湿シートを敷き込み、地盤面の水蒸気を遮断します。また基礎と土台の間に、通風性のある樹脂パッキン使用する「基礎パッキン工法」によって通気性を高め、床下の全周換気を実現し、常に乾燥状態を保つことができます。
結露対策としては、壁内に充填した断熱材によって、室内外の温度差を緩和し、さらに小屋裏には軒裏換気や妻換気を設けるなど、有効な換気方式を採用しています。このように、さまざまな工夫によって湿気対策を行っています。

何重もの対策で徹底的に防腐・防蟻

住宅の寿命を高めるために欠かせないのが、サッシ下の水切りシート、ベタ基礎、土台などの腐朽防止、そしてシロアリ対策の防蟻処理です。防湿シートを敷きこむ床下の土壌には、あらかじめ防蟻剤を散布します。また土台には、薬剤の加圧注入によって防腐・防蟻処理を施した木材を使用します。さらに1階床組み・1階床立ち上がり部分の構造用合板や、外部の地面から1mの高さまでの主要な木材には、防腐・防蟻剤を塗布します。このように、何重にも対策を施すことによって、マリモハウスの2×4住宅は優れた耐久性を実現しています。

透湿防水シートで雨漏りや結露を予防

雨漏りは住まいに深刻なダメージを与えるだけでなく、溜まった湿気によって人の健康をも脅かしかねない大敵です。マリモハウスの2×4住宅では、透湿防水シートを施すことにより、外壁からの雨水の浸入を防ぎ、室内や壁体内の湿気は外に逃がします。