事前に知っておきたい「準防火地域」、「準耐火建築」のルール|広島の注文住宅|新築|工務店
【火災の延焼を防ぐため、建物の仕様が制限されるエリアがある】
今回はマイホームをプラニングする際に知っておきたい、都市計画法のルールについて。
広島市内の中心部など、都市部での住宅建築を考える場合に注意しておきたいのが「防火地域」もしくは「準防火地域」の対象となっているかどうか。駅周辺や繁華街など建物が密集している場所では、万が一火災が発生した場合に周囲への延焼を防ぐため、燃えにくい建物にしてお事が重要になります。
そのため、都市計画法には地域ごとに「防火地域」や「準防火地域」を定め、建てられる建築物の仕様を制限するルールが存在しています。
もし建築を考えている敷地が「防火地域」や「準防火地域」の対象となっている場合は、建物面積や階建てに応じて「耐火建築物」もしくは「準耐火建築物」にしなければいけません。
「耐火建築物」とは、鉄筋コンクリート造や鉄骨造の耐火構造をもち、防火窓や防火扉を採用することなどが求められます。「準耐火建築物」とは耐火被膜を施した木造住宅など、一定水準の耐火性能を持つことが求められます。通常の建築物と比べて建築コストもアップする要因となりますので、事前に把握して対応する必要があるのです。
写真は広島市内の「防火地域」や「準防火地域」を表した地図で、濃いオレンジのエリアが「防火地域」、薄いエリアが「準防火地域」となります。市街地の多くが対象エリアとなっていることがわかりますね。
マリモハウスでは、当然このルールをクリアするプランをご提案していますし、「準防火地域」でも建築可能な木造3階建ての共同住宅もご提供していますので、安心してご相談ください。
広島市の防火地域、準防火地域については「ひろしま地図ナビ」サイトから確認することができます。防災情報や地価情報も掲載されていますので、一度チェックしてみてください。
https://www2.wagmap.jp/hiroshimacity/Portal?mid=4
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